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インド人とのコミュニケーション

GWの3日間、実家に帰りました。父との山菜取り、母との山歩きは本当に楽しかった。大阪在住中に拾った野良の子猫もすっかり母親になつき、家族の一員になっていました。コロナで誰にも会えない両親に少しの癒しを与えているようです。
実は、私は若い頃に訳あって数年間実家に帰らない時期がありました。両親を避け、欲しいものが何も手に入らなかった田舎の地元を毛嫌いし、東京でフラフラしていました。けれど、今は自然の中で高齢の両親と過ごすのは本当に大切でかけがえのない時間だと感じます。彼らは不器用ながらも無償の愛を私に与えてくれます。とても感謝してもしきれません。私自身は子供を授かれないままパートナーとお別れしたのですが、もし私に子供がいたら、やはり自分の子供に愛情を注いでいたのだろうなぁと想像してしまいます。

まあ、それは横に置いておいて、と...。短いながらも充実したGWを過ごしていたのですが、同時進行でインドの新しい縫製スタッフを決定すべく話が進んでいました。今までの縫製スタッフは、腕が良いのですが英語が得意ではなかったのと、お互いの良しとするゴールに隔たりがあり、私との意思の疎通に時間がかかりました。その為、何度もサンプルを作り直してもらっていました。やはり日本人の指示は細かすぎるらしく、彼らは以前より高い縫製料を私に求めてきました。私は当初の取り決めよりも縫製料が値上がりする事を受け入れたくないですし、妥協も遠慮も嫌です。せっかく半年以上をかけて築いてきた指示出しのノウハウですが、ご縁がなかったとサクッと諦めて、新たなスタッフとワークフローを再構築し直しです。

それがどれだけ大変かは身に染みていますが、これが逆に良い方向に向かう前触れだと感じます。ガッカリする出来事の後には必ず良い事が待っているのが今までの私の人生の常でした。説明がつかない信じられないような偶然な出会いも度々あります。宇宙の法則?この困難も、誰かが導いてくれているな?と思い少し俯瞰で楽しんでいる自分がいます。もう一度、スタートです。


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